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過敏性腸症候群
2017/10/19 腸活のお話 

過敏性腸症候群(IBS)は、腹痛や腹部の不快感が続き、下痢や便秘を慢性的に繰り返す病気です。
治療法としては食事治療や運動治療が基本。最近は「FODMAP(フォドマップ)」と総称される一部の糖質を控える食事治療が注目されています。

FODMAPとは
炭水化物に含まれる糖質のうち、発酵性がある「オリゴ糖」「二糖類」「単糖類」「ポリオール」の4種類を指し、それぞれの英語名の頭文字を集めた造語で、いずれも小腸で消化、吸収されにくいという特徴があります。
過敏性腸症候群の人がを含む食物を食べ過ぎると、小腸の中でFODMAPの濃度が高まり濃度を下げるため血管から小腸内に水分が引き込まれるという反応が起こり、腸を刺激して、下痢や痛みなどの不快感を引き起こすと考えられています。

選択肢の一つに
お腹に良いとされているヨーグルトや牛乳はFODMAPの一つである乳糖を含むため、過敏性腸症候群の人は摂取量を減らす必要があります。小麦・大豆・牛乳・アスパラガス・ごぼう・たまねぎはFODMAPの一つオリゴ糖が豊富です。
FODMAPの少ない食品は肉・魚・米・レタス・きゅうり・ナスなどです。 (図1)


まずは3週間、高FODMAP食を避け、その後は食事を記録しながら次に高FODMAP食でふだんよくとっていたものを、おなかの調子を見つつ1品ずつとり入れ、自分の体質に合う食品、合わない食品を特定することを目指します。
過敏性腸症候群の人の腸内では、バイヨネラとラクトバシラスという腸内細菌が多く、これらが作り出すある代謝産物が過剰なほど過敏性腸症候群の症状が悪いことがわかっている。低FODMAP食にするとこの代謝産物が減り、症状が改善することがわかっている。
ふだんから腹痛などの症状がない無症状の人と、ふだんから腹痛や下痢などの症状がある人では、食事方法が異なることを覚えておきましょう。


(図1)







29.10.9 神戸新聞 参照
 
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